過去と未来しかない

山の肩 雨ばむ空気と降る桜
まにまに合わない遠い肩

舗装され 鳥居の奥が消えてゆく
ブランコ切り株ぼろシーソー

新しいを持って帰ったはずなのに
やけにきれいな縁側で

スタックを 忘れて座って考える
思い出しては忘れそう

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